日中一時支援「のんびりタイム」

~ぼくらの隠れ家「のんびりタイム」~

ぼくらは、学校の中に基地を作った。そうここは僕らの隠れ家なんだ。
だけどね、隠れ家って言えばなんだか格好いいけど、実を言うとお母さんたちのために作ったようなもんなんだよ。
僕らはね、他にも基地を持っているから、そこに行くこともできる。
だけどさ、お母さん達の基地がなかったんだよね。
大人ってさ、すぐ井戸端会議するじゃない?それがさぁ、学校の廊下でしちゃったりしてたんだよ。学校に迷惑かけるなぁって、仲間で話し合ったのさ。で、基地作る事にしたんだ。
ほら、僕ら基地作るの得意でしょ?
お母さん達が僕らを迎えに来た時なんかにさ、みんなでお話できる場所ってわけさ。
だから「のんびりタイム」って名前にしたんだ。たまには、お母さん達にのんびり時間を過ごしてもらおうって思ってね。
だけど、いつも話されたんじゃたまらないだろ?だから、週に一度月曜日隠れ家に集合って決めたんだ。僕らもその日だけは、学校で遊んで帰るんだ。学校の友達と遊ぶのは楽しいよ。基地でみんなに会えるわけじゃないしね。実はね、お母さん達のためっていいながら、やっぱり僕たちが学校に基地作って友達と遊びたかったんだよ。内緒だけどね。

日中一時支援「のんびりタイム」とは

日中一時支援「のんびりタイム」は、皆生養護学校内の一室で毎週月曜日放課後を活用して、日常的に介護をされているご家族の一時的な休息を促すことを目的としたサービスを提供しています。
この活動は、NPO法人ぴのきお設立の根本で、どんな障がいをもつ子ども達でも放課後活動を楽しんでほしい、日々子どもにつきっきりの親御さんも一息つく時間を持ってほしいという想いから始まったものです。
平成14年に始まったこの活動は、多くの皆さまの理解と支援、そして必要として下さる親御さん達の願いがつながり、今へと続いております。今後も次の世代の子ども達が集まる場として引き継がれるよう取り組んでおります。